コンセプト


CELとは?

 CEL(セル)とはCreative Emergence Laboratoryの略であり、創造的創発研究所を意味します。CELの研究対象は個人の創造性発揮や社会全体の創発の促進です。個人や企業のクリエイティビティ向上をサポートするのがCELの目的です。CELでの研究・開発された内容はMBBS及び、MBBSが関係する機関に提供されます。


Wishソサエティーを目指して

誰もが自己実現・社会貢献できる創造的社会、『Wishソサエティー』の考え方について。

 

①W=Will(意志)

②I=Intentionality(志向性)

③S=Self-organization(自己組織化)

④H=Happiness(幸福感)

 

の4つのキーワードで、その実現を考えていきます。

①W=Will(意志)
過去・現在も重要ですが、Wishモデルで重要なのは未来と考えます。
未来に向かって志を立てる、このように生きると心に決めること。
ゴールの設定の前にスタートです。

②I=Intentionality(志向性)
その意志がどこに向かうのかを決めること、志向性です。
目的を創造することができる生命、それが人間だと考えます。
「共感、慈愛、尊厳、幸福etc…」AI・人工知能が答えることができない、超アナログな心の部分です。
時としてそれは間違うこともありますが、人間にとって正しい方向性を人間が考えていくことです。
そして、その根底の価値観、何のために生きるかは人それぞれなので、答えのない世界です。
「何のために生きるのか」
「根底の価値観は何か」
と問いかけ、意志の方向づけをします。
混迷の時代は特に生き方がわからなくなりがちですが、その生き方の方向づけです。

③S=Self-organization(自己組織化)
意志の方向づけとは、自己を知ることです。
「自己とは何か」という問いかけであり、自律性でもあります。
自律した個が能力を発揮し、創造し合い、創発し、新たなモノや価値観を形成するのが、本論の自己組織化です。

④H=Happiness(幸福感)
個の能力発揮は、まずその人自身の幸福感につながります(心理学的には機能快)。
それは根底の価値観が生まれるものであるため、その幸福感へのプロセスや結果は様々です。
「職業には貴賎はない」
という言葉があります。
時代によっては儲かる仕事、そうでない仕事もあると思いますが、自己の価値を知り、それを発揮することによる幸福感です。
これを本論では自己幸福感(セルフハピネス)とします。
そして自律した個から生まれるものは、社会全体の幸福につながると思います。
自己実現から自己超越(V.フランクルの概念)へ。
自己を含めた社会の幸せへ。これが社会的幸福感(ソーシャルハピネス)です。

・WishカンパニーからWishソサエティーへ

 


個人の自己実現と社会貢献が同時にできる企業、それがWishカンパニーの考え方です。
自己実現が個でできる場合は個でもいいのですが、個人では力の限界があります。
その限界を超えるために、グループ・チーム・組織・企業がある、という考え方です。
ここから考えられるマネジメントは、企業はより高い社会貢献・社会幸福と利潤を生み出すことであり、同じ志を持った個と共鳴することです。
そして個の潜在能力を解放し、それを綜合・創発するのが企業の役割となります。
このWishカンパニーの先にWishソサエティーがあると考えます。


代表:佐藤源彦

 長年、人間の身体・心理・哲学・文化などの総合的研究をしている。医療系の研究所やクリニックに所属し、脳・心理・身体の総合的な研究と臨床を行い、メンタルヘルスなどの企業研修を行う。応用心理学の研究所に所属し、人間の心理について更に研究を重ねる。その後、心身の総合研究所MBBSを立ち上げ、セミナー、執筆活動、団体の顧問、リーダー向けのセッションを行っている。